大阪大学大学院 国際公共政策研究科 赤井ゼミ


 
 
(2024/05更新)  

これまでの交流合宿

赤井研究室の方針

赤井研究室では、公共経済学の理論をベースに日本の公共政策のあり方を財政面からアプローチする研究を行っています。
•公共政策といっても社会保障政策や教育政策、環境政策、租税政策など様々な分野があります。
•現在在籍している研究室のメンバーのバックグラウンドや研究テーマは多岐に渡っています。
•重要なのは、公共政策の研究を通して社会・経済をより豊かにしたいという志だと考えています。
赤井研究室では、シンクタンクの研究員や政策アナリストといった研究職志望者、
公共政策を担う実務家志望者などに限らず、以下のような学生の参加を歓迎します!

  • 企業/社会活動を通して、社会経済をより豊かにしたいという公共的な価値観をもった人
  • お金の使い方を通じて、社会の方向性を考える視点を持った人
  • 積極的に議論に参加し、また、同僚や先輩とも交流し、多面的に学習できる人

赤井研究室を志望される方へ

幅広い視野を持ち、公共政策に興味がある学生であれば分野は問いません。

研究室在籍者の研究テーマは様々です。
様々なバックグラウンドを持つ人が集うことで、お互いに刺激し合える研究環境となっています。
•また、赤井研究室では、他大学、経済学部以外の出身者も歓迎しています
(実際、研究室OBや現在の在籍学生もその出身大学や学部は様々です)。
 
修士コース(博士前期課程)を希望される方へ

•必ずしも学部で経済学を学んでいる必要はありません。
•ただし、経済学を学んでいない学生は、修士2年間で卒業するためには、
かなりの努力と2年間の集中力が必要となります。逆に言えば2年間の成果は計り知れないものになるでしょう。


博士コース(博士後期課程)を希望される方へ

•経済学の基礎的な知識は不可欠です。
•自分で体系的な研究テーマを見つけ実行する長期的視点が必要です。

その他、赤井研究室に質問がある場合は、赤井宛にメールにて問い合わせください。


ゼミ運営の方針

論文を書く

・大学院ゼミは、既存研究(主に論文)の報告、各自で進めている論文の報告をメインに議論を行うスタイルで運営されています。

・年2回程度ゼミ合宿(交流合宿記録はこちらを行い、地方自治の現場を見学しています。

現役の指導学生

現役の指導学生(修士)(名前、入学年)
M1
阿部翔弥 2024.04
及川将平 2024.04
原田嵩弘 2024.04
白石優希 2024.04

M2
阿部洋輔 2023.04
阿部克哉 2023.04
板垣有咲 2023.04



現役の指導学生(博士)(入学年月)(名前、入学年)
           大江 賢造    2011.4
     崔振宇(サイシンウ)    2013.9 
  Mai 2018.4
Gideon 2021.10
野津成希 2023.04
斎部聡季 2023.04


  修士号、博士号、取得卒業生(指導学生のみ):その他:副指導学生多数

修士号取得学生(名前、卒業年、所属、勤務先(卒業時ほか))
尾崎慎一郎    2008.1    OSIPP    大和証券
Nguyen Huy Xuan    2010.1    OSIPP    アメリカ留学中
劉 圓方    2011.1    OSIPP    江蘇富士通
宇佐美 宗勝    2011.1    OSIPP    シンガポール航空=>ICAO
重信亜紗美    2012.1    OSIPP    香川県庁
井上 侑子    2012.1    OSIPP    大阪大学事務部
徳田 優一    2012.1    ECON 
林 知代    2013.1    ECON    大学事務部
二神有寿加  2013.1    ECON    NEXCO西日本
佐々木 辰    2013.1    ECON    みずほ
岩佐舞美    2014.1    OSIPP    トーマツ
山内慎平    2015.1    経研    中央復建
ヨルダン(ASTARDZHIEV YORDAN KANCHEV)    2015.1    OSIPP    EY
小松美穂    2016.1 OSIPP 
    中村圭    2016.1 OSIPP 富士通総研
田中裕子 2016.1 かんぽ生命
馬 文心 2016.1 
David Funaro 2017.1 
Tengku Munawar Chalil 2017.1 博士課程進学
後藤剛志 2017.1 博士課程進学
渡邉 高広 2017.1 博士課程進学
  チョウ ヒョウセン    2017.1 アクセンチュア
小佐野祐一 2018.1 共創基盤
新堂翔大 2018.1 東京都
石川祐実    2018.9  博士課程進学
山本拳輝 2019.1 銀行
岩森一真 2019.1
今西 和貴 2020.9 ワーナー
花光祥子 2020.1 兵庫県庁
板垣 桃 2021.1 東芝
ディン ユ(丁钰) 2021.1 セイコーエプソン
張凱悦(女性) 2022.1 母国にて就職
 呉昊(男性) 2022.1 
母国にて就職
岡春陽 2022.1 トーマツ
李靄韵(M2のみ指導:M1は山内先生)2022.1 
母国にて就職
孫 雨マ(ソン ウキン) 2023.1 母国にて就職
藤本忠良 2023.01 総務省
野津成希 2023.01 OSIPP博士課程
柯 心遥(カ シンヨウ) 2023.01 Esports企業
王玉君 2024.01 アクセンチュア
澤村知紗 2024.01 マツダ
張梓清 2024.01  
丁洋 2024.01 

博士号取得学生(名前、卒業年、所属、勤務先(卒業時ほか))
倉本宜史    2009.1    ECON    京都産業大学
佐藤 徹    2009.1    OSIPP    高崎経済大学
Horn Theara    2012.1    ECON  
yogi rahmayanti    2012.1    OSIPP    インドネシア財務省
宮錦((須原)三樹 MIYAKI Miki    2014.1    OSIPP    中央大学
足立泰美     2014.7    OSIPP    甲南大学
川島広也    2014.9    民間
宇佐美 宗勝    2015.1    OSIPP   嘉悦大学
中嶋 貴子(南埜)    2015.9   大阪商業大学
木村 真樹    2016.1    OSIPP    日本銀行
中林美恵子    2016.9    OSIPP    早稲田大学
深澤映司    2017.1    国会図書館
小川 顕正    2018.1 OSIPP  京都先端科学大学
後藤剛志 2020.1 経研 千葉大学
Tengku Munawar CHALIL 2020.1 OSIPP  Bandung University, Indonesia
西村慶友 2020.1 OSIPP サイネックス
渡邉 高広 2021.1 関西学院大学
工藤千尋    2021.1
Ahmad Zaky Zamani 2022.1
中島 剛  2023.1 大阪大学事務部

最近の論文タイトル一覧


修士論文

2023年度
  •  Research on the differential impact of high-speed rail on real estate prices - analysis based on southwest region in China.」(王 玉君
  • 「全国旅行支援割事業が日本国内の高速道路交通量に与えた影響に関する研究」(澤村知紗
  • 「スキル偏向型技術進歩が所得格差に与える影響に関する研究」 張 梓清
  • 「都市公園の利用者配分と料金設定に関する研究ーHotellingモデルによる分析−」(丁 洋
  • 「A study on the effect of the quality of esports events on esports users' intention to participate in esports」(柯 心遥)

2022年度
  •  中国における高齢化、人口移動と経済成⻑の関係」(孫 雨マ
  • 行政評価の導入が自治体の財政運営に与える影響」(藤本忠良
  • 「Do inter-municipal cooperation cloud systems affect tax
    administrative costs? Evidence from Japanese municipalities」(
    野津成希

2021年度
  •  「The Impact of Zhengzhou-Europe Railway Express on Urban Trade Openness of cities along the line under the One Belt One Road Initiative」(張 凱悦
  • 「Empirical research on effects on inbound tourism:
    Based on the Competitiveness and Attractiveness of tourism destination」(李靄韵)
  • 「緊急事態宣言が人流に与える効果の実証分析」(呉昊Wu Hao)
  • 「市町村職員の男女の労働格差の実証分析―市町村合併に 着目して―」(岡春陽)

2020年度
  •  「私立大学の魅力が生み出す効果に関する実証分析―国際性の視点から―」(板垣 桃 
  • 「高速道路の開通が地価に与える影響について−京昆高速道路 の事例による実証分析−」(ディン ユ):たまちゃん

2019年度
  •  「公務員の病気休暇と復職時期の偏在性についての考察」(花光祥子 )

2018年度
  •  「The Effect of Financial Difficulties on Cognitive Function in a Japanese Elderly Population Sample」(石川祐実 )
  • 「PFI事業の効率性に関する実証分析」(岩森一真(経研))
  • 「脱税と税務調査に関する実証分析」(山本拳輝(経研))

2017年度
  • 「性質別道路資本の生産力効果―インパルス応答関数による実証分析―」(小佐野祐一)
  • 「地方公営企業のバス事業における非効率性の要因分析−管理の受委託を中心に−」(新堂翔大 )

2016年度
  • POLITICAL PARTICIPATION AND PUBLIC SERVICE EFFICIENCY –STOCHASTIC FRONTIER APPROACH」(David Funaro) 
  • 「Analysis of Corruption Effect on Linking Fiscal Decentralization and Global Competitiveness」(Tengku Munawar Chalil)
  • 「Municipal merger under the tax competition with debt」( 後藤剛志)
  • 「地域間における資本賦存量格差を考慮した租税競争と戦略委任に関する分析」 (渡邉 高広)
  • 「LCCの浸透がインバウンド観光に与える影響
    ―アジア6地域・国におけるLCCのインバウンド誘致効果に関する実証分析―」
    (チョウ ヒョウセン)

2015年度
  • 「信用保証協会の経営効率性と自治体財政に関する実証分析」(中村圭)
  • 「世代会計による世代間不均衡の研究 ―公的教育と子ども支援における受益の帰着を考慮した分析―」(小松美穂)
  • 「スポーツ頻度とソーシャル・キャピタルの形成に関する実証分析」(田中裕子
  • 「中国における高齢者介護に関する実証分析−家族介護者の幸福感を中心に−」(馬 文心

2014年度
  • 「都市計画事業の有効性の検討‐地価関数推定を用いた土地利用規制や都市計画施設整備の有効性の検討-」(山内 慎平)
  • 「STUDY ON THE PUBLIC-PRIVATE SECTOR AND ITS ECONOMIC EVALUATION IN EU COUNTRIES」(ヨルダン(ASTARDZHIEV YORDAN KANCHEV))

2013年度
  • 「都道府県における観光振興条例施行の観光消費への影響-条例施行によるPDCAサイクルの確立に関する実証分析-」(岩佐舞美)

2012年度
  • 「公共財供給の効率性に関する実証分析−政治的競争の観点から−」(佐々木 辰)
  • 「PFI事業の官民役割分担に関する実証分析:事業方式の特徴と民間参加度合の観点から」(二神有寿加)
  • 「子ども医療費無料化の政策に関する実証分析―自治体間依存関係の観点から―」(林 知代)

2011年度
  • 「私立高等学校経常費助成金決定における政治的要因の影響」<重信亜紗美>
  • 「人口高齢化は地方政府の義務教育支出決定に影響を与えるのか:大阪府下市町村の教材費支出への影響分析」<井上 侑子>
  • 「タクシー産業の規制緩和に関する実証分析」(徳田 優一)

2010年度
  • 「中国江蘇省におけるFDI誘致の決定要因について―52県級市のパネルデータを用いた分析」(劉 圓方)
  • 「国内空港ターミナルビル会社の経営成果の要因分析」(宇佐美宗勝)

2009年度
  • 「Are Consumers Ricardian? Evidence for OECD countries 」Nguyen Huy Xuan

2007年度
  • 「高齢期における生活保護受給の要因分析:私的扶養機会と公的年金が与える効果に関する考察
    」(尾崎慎一郎)

博士論文

2021年度
  • Essays on Responses of Taxpayers to Tax Policy Changes in Indonesia博士論文(AHMAD ZAKY ZAMANI)

2020年度
  • 「介護サービスの 競争・立地・人材に関する実証研究」博士論文(工藤千尋)

2019年度
  • 「Essays on Fiscal Common Pool Problem in Municipal Mergers」博士論文>(Tsuyoshi Goto)
  • 「FISCAL GRANTS AND GOVERNMENT EXPENDITURES IN POST INDONESIA BIG-BANG  DECENTRALIZATION」博士論文(Tengku Munawar CHALIL)
  • 「」ふるさと納税に関する実証分析」博士論文(西村慶友)

2017年度
  • 「自治体ガバナンスの定量的評価」博士論文>(小 川 顕正)

2016年度
  •  「我が国における地方政府の課税自主権と財政的外部効果との関係を巡る考察」博士論文(深澤映司)

2015年度
  • 非営利組織の財務構造と経営に関する実証分析博士論文>(中嶋貴子)

2014年度
  • 「社会保障における財源と給付の経済学」博士論文>(足立泰美)
  • 「社会的リスクとしての犯罪に関する経済分析」博士論文(川島広也)
  • 「 Empirical Studies on Aviation Policy in Japan」博士論文(宇佐美宗勝)

2013年度
  • 「 地方自治体における文化・教育財政の実証分析」<博士論文>(須原三樹)

2011年度
  • 「Government Expenditure Efficiency, Economic Growth and Income Inequality:Evidences from Developing Countries and Indonesia」<博士論文>(YOGI rahmayanti)
  • 「ECONOMIC ANALYSIS OF WATER UTILITIES’ PERFORMANCE」博士論文>(Horn Theara)

2008年度
  • 「公営交通事業の効率的運営に関する研究」<博士論文>(倉本宜史)
  • 「自治体行政における政策の優先順位づけに関する研究」博士論文>(佐藤 徹)

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